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交付された車検証等は必ず確認を

2020/07/09


富山運輸支局にて手続きを行うと車検証等が交付されるのですが、まれに、記載内容が間違っている状態で交付されることがあります。

手続きをするこちら側の立場から言わせてもらうと、各種内容が正確に記載された車検証等を間違いなく交付してもらいたいのですが、富山運輸支局の方たちも当然人間ですから時には間違いに気づかない場合もあることと思います。

なので、手続きするこちら側としても、交付される車検証等の記載内容に誤りがないか、交付後ただちに確認することも必要だと思います。そうすると、時折、やはり記載内容に誤りがあることに気づく場合があります。所有者・使用者に関する住所だったり、氏名・名称だったり・・・。

当事務所の経験上、OCR申請書等にコードで記入する部分(住所コードや所有者コード等)に関しては、正しいコードを記入してさえすれば、車検証等に記載されてくる内容も基本的には間違っていることはないかと思われます。

それ以外の部分(所有者・使用者の氏名・名称をコードではなく文字で記入する個所や住所等のコードで記入する部分以外の部分(丁目、番地・番・号等))に関して、誤りが発生するのではないかと考えます。

なぜ、そこで誤りが発生するかは、はっきりとは分かりませんが・・・。OCRなので機械で文字を読み取るのではないかと想定されますが、誤った内容で読み込んでしまうのでしょうか?その場合でも、人間の目でチェックをすれば気づきそうですが・・・。でも、1日に大量に処理すると思うので、そこまで気が回らないのでしょうか・・・。

・・・したがって、車検証等が交付されたら、コードで記入した部分以外の部分を特に重点的にチェックする必要があるかと思います。発見したらすぐに訂正しておかないと、次回に何かの手続きを行う際に余分な時間等がかかってしまうことが想定されますし、名義人等にも迷惑がかかってしまいます。

実際にあったもの(車検証の記載誤り)

当事務所にて実際にあったものの一部をご紹介します。正直、結構ちょくちょくありますね。特に、氏名の漢字間違いが多いです。まあ、ほとんどそれです。

なので、富山運輸支局から交付された車検証等は間違いがないか、かならずチェックしたほうがいいです。

平成28年8月 使用者住所間違い

アパートの棟の記載が間違って交付されました。

【住民票】

【誤った車検証】 ※B棟が8棟になっている

【訂正後の車検証】

令和2年6月 所有者名称間違い

所有者欄に記載される名称が間違っておりました。画像はありませんが、所有者は法人で名称に「道路」という文字を含んでいたのですが、そのうちの「道」という字が、最初に交付された車検証には「通」と記載されておりました。

令和2年6月 使用者名称間違い

使用者は法人でしたが、名称の一部である「日本」の「本」という字が「木」になっておりました。

【現在事項全部証明書】

【誤った車検証】 ※「本」が「木」になっている

【訂正後の車検証】

令和5年12月 氏名の漢字が違う

氏名の漢字4文字のうち、最後の一文字が違っておりました。

【印鑑証明書】

【誤った車検証】 ※「汰」が「太」になっている

【訂正後の車検証】

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