自動車手続き用語集
- 移転登録
登録されている自動車の所有者を変更する手続きのことをいいます。
- 委任状
本人が直接、登録手続きを行わずに、代理人に登録手続きを行ってもらう場合に、その手続きに関する権限を代理人に委任する旨を記載した、代理人に交付する書面のことをいいます。
- 印鑑証明書
市区町村役場に届け出た印鑑(実印)の証明書のことで、所有者に関する登録を行うのに必要となります。
- 運転者家族限定割引
自家用普通・小型・軽四輪乗用車に限り、運転者を被保険者、その配偶者と同居の親族、別居の未婚の子に限定することによって、保険料の10%の割引が受けられる契約のことをいいます。
- 運輸支局
国の国土交通省の機関です。管轄区域の自動車の登録・検査・行政指導などを行っております。
- OCRシート
人の書いた文字を光学的に読み取って、それをコンピューターに入力するための用紙のことをいいます。各種自動車の登録手続きの際に使用する申請書のことです。OCRとは、optical character readerの略です。
- 解体報告記録日
国土交通省等に登録または届出がなされている自動車について、自動車リサイクルシステムから国土交通省等に解体された旨の報告がなされた日のことをいいます。
- 過失相殺
被害者の損害額に加害者の過失割合を乗じ、加害者の損害額に被害者の過失割合を乗じて、導き出された金額の差額を被害者または加害者に支払うことをいいます。
- 軽自動車検査協会
軽四輪自動車の検査・登録事務を行う機関のことをいいます。
- 継続検査
車検のときに、自動車を引き続き使用するために整備工場で受ける検査のことをいいます。
- 検査標章
車検の有効期間を表示するステッカーのことをいいます。数字は月を表しています。
- 限定自動車検査証
継続検査、分解整備検査、新規検査時において、その自動車が保安基準に不適合だった場合に、整備のためにということで発行される仮の自動車検査証のことをいいます。
- 構造変更
自動車の長さ、幅、高さ、車体の形状、原動機の型式、燃料の種類等を変更することをいいます。
- 戸籍抄本
人の本籍、氏名、生年月日、家族との関係等、国民各個人の身分関係が登録されている公文書のことで、その原本の一部を写したものをいいます。戸籍がある市区町村役場(本籍地)で取得します。
- 戸籍謄本
人の本籍、氏名、生年月日、家族との関係等、国民各個人の身分関係が登録されている公文書のことで、その原本の全部を写したものをいいます。戸籍がある市区町村役場(本籍地)で取得します。
- 残価率
自動車の値打ちとして残っている価格のパーセントのことをいいます。
- 実印
市区町村役場に届け出て印鑑登録をした印鑑のことをいいます。
- 指定工場
一般的に民間車検場とも言われ、一定の基準の設備や自動車検査員等を有している整備工場のことをいいます。継続検査を自社工場で行うことができます。
- 自動車検査員
自動車の検査に必要な知識、技能についての教習を終了し、かつ、一定の要件を備える者のことをいいます。
- 自動車検査証
検査時点において、自動車(総排気量250ccを超える自動二輪車を含む)が国の定める保安基準に適合していたことを証明する公文書です。当該自動車の所有者や使用者等に関する情報や、登録番号・車台番号等の当該自動車の内容に関する情報が掲載されています。通常、略して「車検証」と呼ばれることが一般的です。
- 自動車検査登録事務所
国の国土交通省の機関で、運輸支局の支所になります。管轄区域の自動車の登録・検査などを行っております。
- 自動車税事務所
自動車に関する各種税金を処理する機関のことをいいます。
- 自動車整備振興会
自動車の整備に関する設備の改善および技術の向上を促進し、ならびに自動車の整備事業の業務の適正な運営を確保するために設立された法人のことをいいます。
- 自動車登録番号
ナンバープレートに表示されている、すべての文字・数字のことをいいます。
- 車台番号
自動車メーカーが車種ごとに定めた製造番号のことで一連番号となっており、同じ番号の自動車はありません。
- 車両価額協定保険特約
あらかじめ車両価格を決定して保険金額を決めて、損害が生じた時に、その時点での車両価格に関係なく、保険金額を基に保険金が支払われる特約のことをいいます。
- 車両番号標
軽自動車のナンバープレートのことをいいます。
- 住所コードブック
住所の地名をコード化した番号帳のことです。登録手続きの際に、OCRシートに所有者や使用者となる者等の住所の住所コードを記入する際に利用します。運輸支局等や軽自動車検査協会に置いてあります。これとは別に、住所コードはインターネットで調べることもできます。→住所コードを調べる
- 所有権解除
ローンで自動車を購入した場合、車検証に記載される自動車の所有者はディーラーやローン会社等となりますが、そのローンの完済後に、所有者をディーラーなどから自動車の持ち主に変更する場合に行う手続きのことをいいます。
- 所有権留保車
ローンの支払い中で、所有者がディーラーやローン会社等になっている自動車のことをいいます。
- 新規検査
登録を受けてない自動車を公道で走らせようとする場合に受ける、国土交通大臣が行う検査のことをいいます。
- 新規登録
登録を受けていない自動車を登録することをいいます。
- 人身傷害補償保険
従来の保険では、自動車事故で自分が被害者となった場合の補償は、事故の相手方の保険(対人賠償保険)に頼るしかありませんでしたが、この保険は、事故で被った自分のけが等による損害を、契約した金額の範囲内で補償してくれます。
- 損害額
事故によって生じた損害額のことをいいます。
- 他車運転危険担保特約
被保険者とその配偶者、同居の親族が、他人の自動車で対人、対物、自損事故を起こした場合に保険金が支払われる特約のことをいいます。
- 担保種目
保険の種類(対人、対物、搭乗者傷害等)のことをいいます。
- 中古車新規登録
抹消登録されている自動車を再度登録する場合に行う手続きのことをいいます。
- 登録自動車
運輸支局等で登録手続きを行う普通車や小型車等のことをいいます。
- 登録番号標
登録自動車についているナンバープレートのことをいいます。
- 認証工場
分解整備に関わる整備や車検整備は行うことができるが、車検整備後の検査については国の検査場(運輸支局)に自動車を持ち込んで受けなければならない自動車整備工場のことをいいます。
- ノンフリート
1契約者が9台以下の自動車に保険を付けることをいいます。
- 被保険者
損害が発生したときに保険金を受け取る権利がある人のことをいいます。
- 封印
自動車(軽自動車を除く)の後部ナンバープレートの左上に、ナンバープレートの取り外しを防止するためについているものです。
- 付帯
基本保険契約に任意に付け加えることをいいます。
- ファミリーバイク特約
被保険者とその配偶者、同居の親族が、原付自転車で対人、対物、自損事故を起こした場合に保険金が支払われる特約のことをいいます。
- 保安基準適合証
指定整備工場において車検整備された自動車が保安基準に適合することを自動車検査員が証明した際に事業者が発行する書類のことをいいます。この書類があれば、継続検査等の際に自動車を運輸支局等まで持ち込む必要がありません。保安基準適合証の有効期間は検査の日から15日間となっております。
- 法定点検
定期点検のことで、自家用・事業用に区別され、その種別・用途に応じて決められた時期ごとに法令の基準により行わなければなりません。
- 法定費用
自動車重量税、自賠責保険料、自動車税、検査登録印紙代等、車種や用途ごとに法令で定められた費用のことをいいます。
- 保険期間
保険の有効期間のことをいいます。
- 保険金
事故の際に支払われるお金のことをいいます。
- 保険金額
事故が発生した際に、この金額を限度として支払われる保険契約上の金額のことをいいます。
- 保険契約者
保険契約を締結して保険料を支払う者のことをいいます。
- 保険料
保険契約を締結したことに伴い保険契約者が支払うお金(掛金)のことをいいます。
自賠責保険ポータルサイト(国土交通省HP)
- 抹消登録
登録自動車を廃車する場合に行う手続きのことをいいます。
- 未成年後見人
未成年者の法定代理人であり、未成年者の監護養育、財産管理、契約等の法律行為などを行う者のことをいいます。
- 認印
日常的にさまざまなシーンで使用する印鑑のことです。
- 民間車検場
指定整備工場のことを一般的に民間車検場と呼びます。
- 無事故割引
無事故を継続しているドライバーの保険料が割引される制度です。通常、最初は6等級から始まり、保険期間1年間に事故が無ければ1等級上がり、最終的には20等級、60%割引となります。逆に、1つ事故を起こしてしまうと3等級も下がり、最低の1等級では60%割増しとなってしまいます。
- 免責
保険会社が保険金の支払い責任を負わないことをいいます。
- 免責金額
保険契約者が自己負担する金額のことをいいます。
- 約款
保険の内容を具体的に箇条書きにした条文のことをいいます。
- 用途・車種
自家用・営業用、普通・小型、乗用・貨物などの区別をいいます。
- リスク細分型自動車保険
年齢、運転歴、走行距離、自動車の種類や使用目的等、加入者の条件によって保険料が設定される保険で、保険料区分をより細分化したものをいいます。基本的に、事故を起こすリスクの低いドライバーほど保険料が安くなります。