2024年4月10日に軽自動車(外車)の新車新規検査手続きを行いました。「軽自動車で外車」というのは珍しく、10年以上車の手続きを行っている当事務所においても、おそらく初めてではないかと思います。
必要書類など一部で、普通の一般的な軽自動車の場合の手続きと異なる部分があったため、今回のことを覚えておくために、また今後の参考にするために、この記事を作成いたします。
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手続きした車は「ケーターハム」
手続きした車は下記です。
- 【車名】ケーターハム
愛知県のある英国車カーディーラー様より依頼を受けました。
行ったことを時系列順に下記に記します。
軽自動車検査協会へ自動車重量税額の確認
手続きする日の前日に、電話で軽自動車検査協会に自動車重量税の金額について確認しました。
- 軽自動車検査協会 富山事務所へTEL(コールセンター・050-3816-1852)
軽自動車検査協会のホームページに記載されている上記電話番号へ電話をかけると自動音声ガイダンスが流れ、その後、係の方につながる。ただし、その方は富山事務所の方ではなく、コールセンター全国受付の方だった。いくらか話をし、「新車の外車の軽自動車の自動車重量税の金額が知りたい」と言うと、「富山事務所の方に転送するのでしばらくそのままお待ちください」と言われた。 - 富山事務所へ転送される
しばらく待っていると富山事務所の係りの方につながった。自動車重量税の金額が知りたい旨がすでに伝わっていた。そのうえで、「明日、手続きすること」「車台番号」「車体の形状」を伝えた。手元に自動車予備検査証を持っている旨伝えると、さらに「自動車予備検査証番号」を聞かれた。係の方の方でもすぐには金額を把握することができなかったらしく「確認して折り返す」と言われた。「どれぐらいかかります?」と聞くと、「予備検とっているのでそんなに時間かからないと思う」とのこと。
- 約30分後、折り返しのTELあり
約30分後、050-3816-1852の電話番号から電話がかかってきた。富山事務所の方とのこと。無事、自動車重量税の金額を聞くことができた。
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環境性能割の金額の確認
手続き当日、軽自動車検査協会へ行く前に、隣接する富山運輸支局内の自動車税センターへ行き、環境性能割の金額について確認しました。
環境性能割の金額を確認したい旨伝え、窓口に下記のものを提示しました。
- 自動車予備検査証
- 車の価格表
車両本体価格が2パターンあり、うち1つに蛍光ペンにてマークあり - 軽自動車税申告書
環境性能割の欄以外記入済み
しばらく待ったのち、軽自動車税申告書の環境性能割の欄が自動車税センターの方で記入されたうえで、上記のものがすべて返却されました。
軽自動車検査協会にて新車新規検査手続き
富山運輸支局内の自動車税センターにて環境性能割の金額確認後、すぐに隣接する軽自動車検査協会にて手続きを開始しました。
今回の手続きの内容
- 新所有者、新使用者は同一
- 使用の本拠の位置は新使用者の住民票記載の住所と同一
- 希望ナンバー
必要書類
- 希望番号予約済証
- OCR申請書
- 自動車予備検査証
- 自動車通関証明書
- 譲渡証明書
- 住民票
- 自動車損害賠償責任保険証明書
- 自動車重量税納付書
- 軽自動車税申告書
- 申請依頼書
普通の一般的な軽自動車の場合の手続きと異なる最も大きな点は、上記4.の「自動車通関証明書」を提出している点です。登録自動車の手続きにおいては輸入車の場合にたまに見かけますが、軽自動車の手続きにおいては見たのはおそらく初めてです。
あとは、検査に合格していることを証明する書類として「完成検査終了証」の代わりに「自動車予備検査証」を提出していることや、「譲渡証明書」を紙で提出している点が通常の場合とは異なる点です。よくある一般的な手続きの場合は、「完成検査終了証」や「譲渡証明書」は事前にオンラインでデータで提出します。
手続きの流れ
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- ⑦(ナンバー交付・返納)窓口にて希望番号予約済証を受領
- ⑥(環境性能割・自動車重量税)窓口にて自動車重量税と環境性能割の支払い
余談だが、窓口の係りの方が今回のような車は年に2~3回ぐらいしかないかなと言っていた。 - ②(書類確認)窓口に必要書類一式を提示
しばらく待っていると、エラーメッセージのような書面を見せられ、「このような紙が出たので、軽自動車検査協会の方(⑤番窓口のこと)で聞いてみてください」とのこと。さらっと見た感じ、その書面には「完成検査終了証のデータが存在しません」的な文言が書いてあったような気がする。が、ちゃんとじっくり見なかったし写真に撮るのも忘れた。
その一方で、今回は検査に合格していることを証明する書類として自動車予備検査証を提出しており、事前にオンラインで完成検査終了証を送信しているものでもないので、そのようなメッセージが出るのも当然だよなとも思った。
- ⑤(申請書受付)窓口に必要書類一式を提出
②番窓口で渡されたエラーメッセージのようなものが記載されている書面を含めて、必要書類一式を提出。通常よりも長く待ったが、無事に車検証等一式が交付された。 - ⑦(ナンバー交付・返納)窓口に⑤窓口で交付されたもの一式と軽自動車税申告書を提示・提出
ナンバープレートの交付を受け、手続き完了。
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※⑥(環境性能割・自動車重量税)窓口で「車の価格表」が回収されていくかなと思い、上記2.と5.でほかの書類と一緒に提出してみたが、回収されていくことはなく、常にこちらに戻ってきた。不要だったということだろう。
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