12月8日に、2017年度の税制改正大綱が決定されました。燃費の良い車の税金を軽くするエコカー減税は、来年春に期限切れする予定でしたが、対象車種を絞り込んだうえで、2019年春まで2年間延長されることとなりました。
減税対象となる税金
- 自動車購入時に支払う自動車取得税
- 車検時に支払う自動車重量税の初回分と2回目分
- 自動車を購入した翌年度分の自動車税および軽自動車税
現在、新車の9割近くが対象となっている取得税の減税は、燃費基準を2段階で厳しくして、17年度には新車の8割、18年度には新車の7割へと縮小されます。
現行制度では「15年度燃費基準」を5%以上、上回る車が対象ですが、17年度は10%以上に引き上げられ、18年度には、さらに厳しい最新の「20年度基準」達成が求められます。